現在盛んに議論の行われている原発再稼働についてまずはその問題をざっくりと知ることが大事です。この記事では簡単に問題の概要を紹介します。
再稼働の問題についての現状
原発の停止後、電気料金は上昇しています。
東日本大震災前にに稼働していた原発の数は54基で、これは総発電量の約三割を占めています。
現在停止していた原発は
再稼働、もしくは廃炉しています。
ただ2011年と2019年の総発電量を見ても大した差はなく
原発で発電していた3割は別の発電施設で賄うことができています。
再稼働中止のメリット
・災害における原子力事故を防げる
まあ、これは自明のことですね。東日本大震災の際の記憶は皆さんにも色濃く残っているはずです。原子力というツールを人間がコントロールできないのではという疑念を世界中の人が抱きました。
近い将来確実に日本で起こる大震災に備えて原子力発電所を停止、廃炉にすることは現状そうした予測不可能な事態に確実に対処する唯一の方法です。
再稼働のメリット
・電気代が浮くこと
・エコな発電であること
電気代が浮くことについては、電力供給量が多くなれば必然的に電気代は低くなりますので、各家庭の負担も軽減します。
エコなエネルギーという観点については、そもそも原発自体が二酸化炭素を排出しない発電設備であることに加えて、経済的にもエコな発電方法であることは皆さんご存じではないでしょうか?
それぞれのメリットがありそれを決めるのは国民です。
日本は先進国として、人口1億2000万人を抱える大きな国になっています。原発のリスクを回避して生活をすることは可能ですが、現実的に原発を0にすることが本当に正しいかというと自信をもってそうとも言えない現状があるのも事実です。
原発を再稼働して受けるメリット、デメリットも原発を廃炉にして受けるそれも全ての責任は私達国民にあります。それが民主主義国家であり、日本という国です。
有権者にはその決定に参加する権利と義務が存在します。あなたが有権者としての自覚を少しでも感じたならば選挙に行き投票しませんか?
製作者:渡邊
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